少しずつ着実に・・・
真夏かと思うような猛暑の中、鳴尾浜球場では今日もトレーニングが行われました。
今日は先日までとは違い二軍本隊も一緒。
大勢に混じって濱中選手の姿がありました。
長袖アンダーシャツに、白の練習用Tシャツ、サングラスにスパイク姿の濱中選手は葛城選手と並んでアップ開始。

まぶしく光る芝生の上をジョギング、ストレッチ、ダッシュなどをこなしていきました。
アップを終えた選手たちはいったんグラウンドを後にしましたが、みんなそれぞれグラブを手に戻ってきてキャッチボール開始。
内野から外野に向かって扇状に並んでキャッチボールが始まったのですが、濱中選手だけは権田トレーナーを相手に、一人でレフトからセンターに向かって距離を伸ばし始めました。
一球、一球確かめるように力強いボールを投げる濱中選手。
少しずつその距離を伸ばし、30m・・・40m・・・
60mくらいになると相手をする権田トレーナーがその距離を投げるのが大変になってきたため、伊藤コーチと交代。

すぐに濱中選手のそばに来た権田トレーナーは、後ろからずっとその投球フォームをチェックしてくれていました。
結局、80mくらいまで距離を伸ばし、ここから勢いをつけて数球投げていましたが、きっちり強いボールをコントロールよく投げることができていましたよ。
キャッチボールを終えた濱中選手。
内野ではすでにバッティング練習が始まっていたのですが、濱中選手はそのまま外野で行われていたノックに参加。
左手のグラブを高く上げ、ノックをうけ始めました。
いつもと同じように、ボールを受けてそれをそのまま近くに返球?!・・・
「!!!」
いえいえ、なんと今日はそのままノッカー横までバックホーム。
思い切り投げ込んでいて、まさに実戦と同じ形式。
先週までは見られなかった光景です。

守備位置から少しチャージしてボールをキャッチしてはそのまま勢いをつけてバックホーム。
それを何度も何度も繰り返していました。
もちろんナイス返球ばかりでしたよ。
日々、少しずつ着実に状態はよくなっているようですね。
練習内容の充実ぶりを見ているとその回復ぶりが手に取るように見て取れて安心できます。
しばらくバックホームを続けていた濱中選手でしたが、途中からは大きなフライノックを受けるようになってここでバックホームは終了。

続けて何球も、右へ左へとボールを追いかけていました。
ノックを終えた濱中選手はノッカーの平塚コーチと少し言葉を交わしてから再びセンター辺りで権田トレーナーと軽くキャッチボール。
肩をクールダウンさせるためか、このときは軽く短めの距離を投げていました。
そしてグラウンドを後にした濱中選手。
さすがに二軍本隊がいるためにグラウンドでのバッティングは見られませんでしたが、しばらくして出てきた濱中選手はライトのフェンスのむこうにあるダッシュ用の場所で何本もダッシュを繰り返していました。
横には伊藤コーチがつきっきり。

距離を調整しながら何度も何度も行ったり来たりしてしっかり汗を流していました。
結局、この日の野外練習はここまで。
あとは室内での練習となりましたが、守備の面での大きな進歩を見ることができました。
あの返球を見てたらすぐにでも実戦復帰できそうな錯覚に陥ってしまうほどでした。
本人は「完全な状態になってから戻る」と明言しているようですので、まだまだ気が早いとは思いつつ、その日が来るのはそう遠くない日だと確信できました。