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甲子園開幕

大阪ドームで幕開けを迎えたシーズン。関東遠征を終え、チームはやっと本拠地甲子園に帰ってきました。

濱中選手も開幕スタメンでシーズンインしたものの、バッティングで結果が出せず先日の巨人戦では1試合スタメンを外れることもありました。
数字的には不本意な打率しか残せていないものの打球そのものはいい当たりが野手の正面を突いたり、ファインプレーに阻まれたりと不運な面もあり、取りざたされているほどの不調とは思えないのですが、それでも勝負の世界は結果がすべて。
濱中選手に奮起を促すような監督やコーチ、解説の方々の言葉が新聞紙面を連日飾っています。

koshien070410_1.jpgそんな中、いよいよ甲子園での開幕の日を迎えました。
タイガースと言えばやはり聖地・甲子園。

ここに戻ってくればスタンドからは他の球場以上の大きな声援での後押しもありますし、慣れ親しんだ球場でならプレッシャーを感じずに濱中選手らしいプレーが期待できます。

ちょうど僕が球場に入ったときには、スターティングメンバーの発表が行われていました。

濱中選手のスタメンを信じて球場に足を運んだのですが、発表の瞬間はドキドキ。もしかしてスタメンを外れてはないだろうか・・・不安が頭をかすめましたが、それは杞憂に終わりました。

「6番ライト、濱中」

対戦相手の中日ドラゴンズの先発が山本昌投手ということもあり、濱中選手がスターティングメンバーに名を連ねました。

koshien070410_2.jpg甲子園球場の緑の芝生の上、ライトの守備位置に向かう濱中選手。ユニフォームだけは変わったものの、そこにはいつもと変わらぬ濱中選手の姿がありました。

ライトスタンドからの声援に応えてサインボールの投げ入れが行われ試合開始。

濱中選手の最初の打席は2回の裏に回ってきました。ノーアウトランナー無しで迎えた第1打席。ファーストストライクを積極的に打ちに出ましたが一塁側スタンドに切れるファール。
ボールを1球はさんで3球目を打ってセカンドゴロ。併殺打となってしまいました。
結果としては最悪の結果。でも初球からストライクを積極的に打って出る姿勢はこの前では見られなかったものでした。

最初の守備機会はその後すぐ。3回表にやってきました。
ワンアウトランナー2塁。井端選手の打球はライト線を破る二塁打。もちろん二塁ランナーの谷繁選手はホームインしましたが、濱中選手はライトのクッションボールをうまく処理して内野に返球。本拠地のライトの守備に慣れたところを見せてくれました。

第2打席は4回の裏。ノーアウトランナー1・3塁のチャンスで今岡選手が空振り三振。ワンアウトランナー1・3塁となって濱中選手の打席が回ってきました。
慎重になった山本昌投手はボールが先行しノースリー。そこからきわどいボール2球がいずれもストライクと判定されツースリーに。

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ここからが、これまでとは明らかに違っていました。インコース低めの変化球を三塁側にカット。アウトコース低めの変化球をこれもカット。
そして8球目をジャストミート。ただ、ライナーは残念ながら荒木選手の正面を突き、セカンドライナーになってしまいました。惜しい・・・
でも、ボールに食らいついていく姿は「何が何でも打ってやる」という気持ちにあふれていました。不調でやや消極的になっていた濱中選手の姿はそこには無く「今日は違う!」と明らかに感じさせれくれる打席でした。

koshien070410_4.jpg続く5回表。

二度目の守備機会がありました。

ノーアウトランナー二塁で谷繁選手の打球はライトのファールフライ。
セカンドから森野選手がタッチアップで三塁へ。濱中選手も懸命に内野に返球しましたが、捕った位置がファールグラウンドで三塁で刺すことはできませんでした。

続いて5回の裏に濱中選手の第3打席が回ってきました。

タイガースの猛攻で山本昌投手をノックアウトし4対2と逆転。

濱中選手の打席を迎えるときドラゴンズの投手が山本昌投手からS・ラミレス投手に交代となりました。

それを見ていた濱中選手はいったんベンチの奥へ。

「え?もしかして交代?」と一瞬びっくりしましたが、すぐに出てきて一安心。
そのまま濱中選手は打席へ。

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そしてこの打席でもワンボールからのファーストストライクを積極的に打って出てセンター前ヒット!
クリーンヒットを放ちました。
これが濱中選手のバッティングですよね。

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甲子園に戻って濱中選手の心境の中で何が変わったのかは僕にはわかりませんが、濱中選手のボールに食らいついていく姿、ファーストストライクからどんどん振っていく積極性・・・これらはここまでの試合ではあまり見ることのできなかったものです。

koshien070410_7.jpg最終打席も結果は三振に終わりましたが、浅尾投手の150km/hを越える速球に対して、決して当てに行くというスイングではなく、フルスイングで何度もファールを打って粘っていました。

結果を焦るあまりに当てに行くようなバッティングをするのではなく、「結果がどうあろうと自分自身で納得のできるスイングをするんだ!」と言うような意志を感じさせてくれる内容でした。

不調のままここまでやってきた濱中選手でしたが、今日の甲子園開幕で何かが変わった気がします。

何かを吹っ切ったように見える濱中選手。
そろそろ自分らしさを発揮してくれるのではないでしょうか。

不調の中にあっても、我々ファンには応援することしかできませんがとにかくこのスランプを1日も早く抜けてくれることを祈るばかりです。
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がんばれ!濱中選手!!

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