教育リーグ2戦目から甲子園でのオープン戦へ
y教育リーグの調整も今日で2日目。
昨日の試合で4打数1安打と、なんとか安打を放ったもののまだ濱中選手らしい当たりをみることが出来ない状態でしたが、今日こそは・・・と大きな期待を胸に球場に向かいました。
鳴尾浜球場は昨夜から降り続いた雨は朝にはすっかり上がっていたものの、グラウンドにはうっすらと雨が浮いていて強い風が吹き渡っていました。
昨日ならすでに選手が出てきていた時間なのに、グラウンドにいる選手の姿はほとんど無く、ちらほら見かけた選手もみんなベンチを後にしてグラウンドを出て行ってしまいました。
もしかして、グラウンド状態が悪いので室内でアップするんだろうか・・・と思って少し待っていると、ぞろぞろと選手とコーチが入ってきました。
そのまま外野の芝生の上でアップ開始。
下が濡れているため、座ったり寝そべったりのストレッチが出来ず、代わりに途中で馬跳びをしたりしてました。
濱中選手の鳴尾浜での馬跳び姿を見るのは久しぶりで、鳴尾浜球場に通い詰めたあの頃のことをちょっと懐かしく思い出しちゃいました。
アップを終えると野手組は室内練習場へ。
さすがに内野の土のコンディションはまだ改善していなくて、ここではバッティング練習はできなかったようで、しばらくは投手陣が外野の芝生の上でキャッチボールを行っているのを見ていました。
少しして、野手陣もちらほらと姿を見せ始め、外野でノックを開始しました。
若手の二軍選手が中心で濱中選手は最初はいなかったのですが、しばらくして濱中選手は高橋光選手と一緒にグラブを持ってグラウンドへとやってきました。
まずは内野の一塁側ファールグラウンドでキャッチボール開始。
その後、そのまま外野に移動して今度は狩野選手と並んでノックを受け始めました。
ここでもグラウンド状態が悪いためかフライノックばかりを受けて、返球もそばのスタッフの所にしていました。
ノックを終えて、グラウンドを後にするのかと思ったのですが出口すぐ横のブルペンを覗き込むとそこでピッチングをしていたのは仲良しの福原投手。
それを見た濱中選手はブルペンに入ってどうやらそのピッチングのバッターボックスに立っていたようでした。
かなり長い間、ブルペンにいたのは福原投手のため・・・と言うだけでなく、自分自身が生きた球を目にして少しでもバッティングのタイミングをつかもうとしていたのかも知れません。
いったんこの後グランドを出た濱中選手でしたが、昼食の時間を終え1時間くらいしてから今度はいつものバッグとバットを持ってやってきました。
ベンチ奥でウインドブレーカーを脱ぎ、ユニフォームに着替えるとグラブを手に出てきてベンチ前の焚き火の缶の前に座って手をかざしていました。
そして試合前のアップ開始。
ベンチ前で軽くジョグやダッシュを繰り返して、続いてキャッチボール。
このときのお相手も高橋光選手でした。
そのままシートノック開始。ライトの守備位置に高橋勇選手と一緒に向かった濱中選手は最初はライン際のクッションボールの処理をしてセカンドへ返球。
続いてライト前ヒットを3塁へ返球。そうしてフライ処理のバックホーム、ライト前ヒット処理のバックホームといつもと同じ順番で次々と打球を処理して、ベンチへと颯爽と引き上げました。
スターティングオーダーの発表では、濱中選手の打順は何と3番。
新聞報道では、「鳴尾浜球場での教育リーグで数打席打った後、甲子園球場でのオープン戦に合流して途中出場する計画もある」とあったので、少しでも早い打順でとなったのかも知れません。
タイガースのシートノックが終わり、ソフトバンクのシートノックの時間、濱中選手はベンチの隅っこに高橋勇選手と並んで座っていたのですが、このとき何と空から雪が・・・
さっきまでは好天だったのですが、ホントにあっという間の天候の変化でめまぐるしいコンディションの変化の中、プレーする選手は大変ですね。
雪の中、バットを持ってベンチ前に出てきた濱中選手は突然の雪に苦笑いしながら素振りを開始。雪を吹き飛ばすような鋭いスイングを見せてくれました。

そしていよいよ試合開始。
1回の裏、濱中選手の第1打席が回ってきました。
2ストライク1ボールからの外角の球を打って出たのですが、残念ながらセカンドフライ。
3回裏に回ってきた第2打席。
ここではかなり大きな当たりもあったのですが、残念ながらレフト線に切れるファール。結局2ストライク1ボールから高めのボール球に手を出してショートゴロに終わりました。
今日はベンチ内やネクストサークルで町田コーチが何度も濱中選手に声をかけてスイングのチェックをしていました。
5回表、6回表にはそれぞれ1回ずつライトフライの守備機会がありましたが、これは難なく処理。

6回裏に第3打席。2スIトライク2ボールからの5球目。インコース低めの難しいボールを打って出たのですが、ショートゴロに終わってしまいました。
結局3打数0安打。
ベンチに引き上げた濱中選手はベンチのみんなにぺこりと頭を下げ、そのままベンチ奥に。
そして自分の荷物をまとめると、鳴尾浜球場を後にしました。
そう、甲子園球場へと向かったのです。
僕も濱中選手の出場機会を信じて、甲子園球場へと急ぎました。
甲子園球場に着くと、試合は5回裏が終わったところ。すぐに濱中選手がベンチに入ってきました。
他にも鳴尾浜球場から甲子園球場に駆けつけた選手が数人いて出場機会を得ていましたが、濱中選手はベンチ入りの瞬間に姿を見ただけで他は全くその姿が見あたりませんでした。
「きっと代打出場に向けてベンチ奥でバットを振っているんだ」と信じてその時が来るのを待ちました。
そして最終回。その時が来ました。
1アウト1塁から濱中選手の名前が甲子園球場にコールされ、球場中に大歓声がわき上がりました。
やはり濱中選手にはこの大歓声に包まれた甲子園球場が似合いますね。いつもと同じ仕草でバッターボックスに向かう濱中選手。
そしてゆっくりと右バッターボックスに入りました。
1球目、見送りのストライク。
2球目、空振りのストライク。
いきなり2ストライクに追い込まれてしまいました。
教育リーグでの調整に入り、結局昨日の1安打のみでその後凡退に終わっていた濱中選手。
その打席をこの目でずっと見てきていましたが、なかなか結果を出せずに苦しんでいる濱中選手の気持ちを思うと、ここからはもう祈るような気持ちになっていました。
そして打席に立つ濱中選手の姿をカメラのファインダー越しに見ながら、もう僕には球場の音が聞こえなくなっていました。
3球目はインコース高めのボール。牽制球2球をはさんで4球目はアウトコース低めのボール。
2ストライク2ボールの並行カウントとなりました。
そして・・・濱中選手のバットが真田投手の投じた第5球を捕らえました。その打球は低い弾道ながらグングンと伸びてゆきセンターのはるか頭上を越え、フェンス直撃。
ツーベースヒットとなりました!
やりました。あの苦しんでいた濱中選手のここ数打席が嘘のような素晴らしい当たりでした。もうちょっとでホームランという当たりでしたが、そんなことはもうどうでも良かったです。
とにかく濱中選手らしい当たりが出た、それだけで満足でした。
誇らしげに二塁上に立つ濱中選手の姿・・・そしてスタンド中から大きな拍手と歓声が送られました。
このバッティングが見られれば大丈夫。そう思える文句ない当たりでした。この挨拶代わりの一撃をのろしに、明日からオープン戦に再合流し、今度こそ開幕スタメンに向けての再スタートですね。
きっと不調を乗り越えた濱中選手が、成長したその勇姿を見せてくれるでしょう!

コメント
雪が振ってたんですね~。
写真を見ていても、ものすごく寒そうなのが分かります(笑)
教育リーグでの結果は今ひとつですが、1軍で甲子園でヒットが出てくれたのですごく嬉しかったです!
甲子園はやっぱり何かが違うのでしょうね。
今日からのオープン戦は再スタートですからね!濱ちゃんらしさが出てくれること祈ってます♪
投稿者: 濱虎☆ | 2007年03月12日 09:55
>濱虎☆さん
そうなんですよ~。雪が降ってきたのにはビックリしました。
でもこの日の気候はホントに変で、晴れて暖かくなったり雪が降ったり・・・めまぐるしく変わっていました。
濱中選手のあの二塁打・・・よかったですよね~
ホントに嬉しかったです☆
濱中選手にはやっぱり甲子園がよく似合います!
投稿者: hamachan | 2007年03月13日 21:21