秋田シリーズ初戦
今日からタイガースは秋田遠征。
チームにとっては首位・中日への挑戦権をかけた2位争いのシリーズ。
そして濱中選手にとっては明日、迎える誕生日を前にしたバースデーシリーズとなりました。
秋田県と遠く離れた東北でのこのシリーズの舞台はこまちスタジアム。3年前に改修されたばかりということもあり、非常にきれいな球場で雰囲気はマスカットスタジアムに似ていました。
外野席は芝生席での自由席でしたが、内野は指定席で十分すぎるくらい広い席でした。
球場での飲食物は全て価格が安く、オリジナリティにあふれた物がならんでいました。
地方球場ならではの楽しみを十分満喫できる球場でした。
開門は2時間前が予定されていましたがそれより早く開門されました。球場に入るとまだホームのヤクルトの打撃練習中でしたが、ちょうどタイガースの選手達がベンチ前でアップをはじめた所でした。
もちろん、その中にいつもと同じようにサングラス姿の濱中選手の姿もありました。
アップを済ませ、グラブを持って出てきた濱中選手は藤本選手とキャッチボールを開始。ヤクルトの打撃練習が終わるとすぐにライトのポジションへと向かいました。
上坂選手、中村豊選手と並んでノック開始。もう右肩のことなんかすっかり忘れたかのように普通に送球もこなしながらの守備練習は見ていて安心できるものでした。
右へ左へ、前へ後ろへ・・・
ボールを追いかけて汗を拭きながら走り回り、ボールをノッカーの所へと返球していました。
ノックを終えたあと、フリー打撃で飛んでくるボールを追いかけていましたが、しばらくすると帽子を拾ってそのままベンチへ。
今度はサングラスを取ると両手にバッティンググラブをして、バットを持って出てきました。
そしてバックネット前で和田コーチを相手にティーバッティング開始。
続いてフリーバッティング。
ケージの後ろには正田コーチ、濱中選手の真正面には岡田監督が陣取り濱中選手のフリーバッティングを真剣に見つめていました。
フリーバッティングの濱中選手はかなりいい感じで打ってるように見え、現に打球は沢山外野フェンスを越えていったのですが、バッティングを終えてケージを出てきた濱中選手に歩み寄った正田コーチはすぐに指導を開始。身振り手振りを交えて、かなり念を入れて説明を繰り返していました。岡田監督もすぐに近くにやってきて指導に加わりバットを持って指導していました。
どうやらお二人がおっしゃってるのはスイングの際の体の開き方についてのようでした。
指導を聞きながら濱中選手は何度もスイングを繰り返し、やっとバッティング練習が終わりました。
フリーバッティングを見ている限りは好調に見えたのですが、コーチ・監督から見ると気になるところがあるのでしょうね。
でも濱中選手は真剣にその指導に耳を傾けていましたし、スイングを修正しようとしていましたよ。
タイガースのバッティング練習が終わり、ヤクルトのシートノックに続いて今度はタイガースのシートノック。濱中選手もライトの守備位置でシートノックを受け、これで試合前の練習は終了。
スターティングラインナップの発表です。
今日は1番だろうか、5番だろうかなどと予想しながらその時を待ったのですが、なんと予想を思い切り裏切る「3番ライト」での先発出場。ビックリでしたが、打線の奮起が待たれる今のチーム状況で3番をまかせることが出来るのは濱中選手だという監督の期待の現れなのでしょう。
試合開始してすぐに濱中選手の打席が回ってきました。
関本選手の四球のあと、1死1塁で濱中選手の第1打席。
2ボールからの第3球を濱中選手のバットがとらえました。打球はセンター前に抜けるクリーンヒット。
見事にチャンスメークしました。
そして続くは4番の金本選手。右中間よりのセンター前ヒットでまずは関本選手が生還してタイガースが先制。濱中選手も2塁を蹴って3塁をおとしいれようとしたのですが、間一髪でタッチアウト。積極的な走塁だったのですが、残念でした。
ただ、打線はこのあともつながってシーツ選手、矢野選手の連続タイムリーで初回に3点をもぎ取ることが出来ました。濱中選手の3番起用が当たったことになります。
第2打席は2回表にすぐに回ってきました。この回1点を加えて、2死2塁のさらに追加点のチャンスに濱中選手。
1ボールからの2球目を積極的に打ちに出た濱中選手の打球はセンターへ。いい当たりでしたが、逆に当たりが良すぎてセンターフライになってしまいました。
残念。
この日は8回の最終打席に四球で出塁し、3打数1安打1四球の結果でした。ただ、最後に出塁したときには金本選手の打席、2ストライク2ボールからスタートを切り、盗塁の試みもありました。このときは金本選手がセンターフライを打ちあげたのですが、走塁でも初回といい、この回といい走塁にも積極的な姿勢が見られました。
この日の濱中選手は守備機会も多く巡ってきました。
8回裏に守備位置を中村選手に譲るまで6回の守備機会がありました。いずれも全く問題なくこなしていましたし、何度か好捕もありました。
ゲームはエース井川投手の好投もあり4対2で快勝。
いいムードで秋田シリーズの初戦を飾ることが出来ました。
濱中選手にとっても3番というクリーンナップの一角の重責を十分果たすことが出来た試合となりました。