ライト先発・フルイニング出場
優勝が決まったタイガースですが、すぐに神宮に移動して最後の関東シリーズ・ヤクルト3連戦。
僕も、今年最後の先発出場の可能性があるとの情報を得て、神宮へと向かいました。
仕事の関係もあり、球場についたのは既に濱中選手のバッティング練習が終わったころ。
結局試合前練習は、シートノックしか見られませんでした。
ただ、シートノックのときに気づいたのですが、普段ならライトでのノックを終えると、他の外野手がそのままベンチに戻るのに対して、濱中選手だけは一塁のカバーに入り、少し一塁での捕球の練習をしているのに、この日に限ってはその一塁での練習を行うことなく濱中選手も他の外野手と一緒にそのままベンチに戻って行きました。
それを見て「もしや?!」と思い、緊張しながら先発メンバーの発表を待ちました。
いよいよ先発メンバーの発表。
タイガースのいつもの先発選手が発表されて行きます。そして・・・
「6番、ライト、濱中」
のコール。スタンド中がこの日一番の大歓声に包まれました。
今シーズンはもう見られることは無いと思っていた先発出場をついに目の当たりにすることが出来ました。
ある程度予想はしていましたが、実際にその瞬間に立ち会うともう興奮で胸は高鳴るし、試合前に何をどうやってすごしていいのかわからなくなるし、もう大変でした。
とにかく試合中は撮影や応援で大変だろうと慌てて食事を済ませて試合開始を待ちました。
昨年も先発出場の試合を何度も甲子園で観戦しましたが、もう1年以上も前のこと。
どうやって試合を迎えて、試合中どこを見ていたらいいのか、何を撮影したらいいのか、撮影のペース配分はどうか、いろんな事を考えてややパニックになりつつあるときに試合開始。
1回表のタイガースの攻撃は三者凡退。
1回裏、フィールドへと散らばる選手の中に濱中選手がいました。
左手には「友情のグラブ」をして、走ってライトの守備へと向かう濱中選手。
その表情は心地よい緊張感に包まれているのか、精悍で真剣そのものでした。
最初の守備機会はすぐにやってきました。
2番の宮本選手の打球は、ライトへのフライ。
わずかに守備位置を変えただけで濱中選手は難なくこれをキャッチ。
まずは無難な打球でほっとしました。もちろん、内野への返球もまったく問題ありませんでした。
2回表の攻撃では濱中選手の打順が回ってきました。2アウトランナー無しと言う状況。
ワンストライクワンボールから、フルスイングした打球は大きな放物線を描いてこちらへと向かってきました。一瞬息が止まるかと思うほどはっとしたのですが、フェンスの最上部に当たったボールはグラウンドへと戻りました。

外野手がクッションボールの処理に手間取る隙に濱中選手はすかさず三塁をおとしいれました。三塁打です。
スタンドからは「惜しい」「もう少しだったのに・・・」と言う声と共に大きな拍手・声援が送られていました。
次の打者である関本選手のタイムリーツーベースにより、濱中選手はホームイン。先制のホームを踏みました。
2回の裏、城石選手の打球はライト前へ。ワンアウトランナーなしのシーンでしたから濱中選手はボールをさばくと慌てることなく、内野へと返球。これもまったく問題なくこなしていました。
結局この日の守備機会はこの2回だけだったのですが、他にも岩村選手のホームランボールを追ってフェンス前まで素早く走って行ったり、内野のカバーで右へ左へと動き回っていましたが、いずれの動きもぎこちなさは無くそつなくこなしていました。
守備に関しても少しずつ自信を持ってきているのではと感じさせるものでした。
もちろんまだ「絶対大丈夫!」と太鼓判を押せるところまでは来てないのかも知れませんが、少なくとも不安を感じさせるような動きではありませんでした。
5回の裏には2打席目が回ってきました。この回の先頭打者として登場した濱中選手は第1打席と同じくワンストライクワンボールの並行カウントから打ちに出て、レフト前のシングルヒット。
後続の関本選手がヒットで続き、浅井選手の二塁打で2点目のホームベースを踏みました。結局この回、タイガースは3点を奪う攻撃となったのですがそのきっかけとなったのは濱中選手のヒットでした。
6回表に回ってきた打席では残念ながら見逃し三振。
9回表に回ってきた最終打席もこの回の先頭打者でしたが、ツーストライクスリーボールからの四球でした。
この日の濱中選手は3打数2安打1四球で2得点と、チャンスメーカーとしての働きが目立ちました。
久々の先発出場でしたが、ランナーのいない場面でもその状況に応じたバッティングでチームに貢献する濱中選手はさすがですね。
守備の負担もそれほど大きくなかったのか、ちゃんと打席のほうでも結果を残してくれました。しかも試合最後までフル出場。
今シーズンは見られないと思っていたライトでの先発出場。それもフルイニング出場を見られただけでなく、打撃のほうでもいいところを見せてもらえて大満足の神宮遠征となりました。

試合後には、一旦グラウンドから去ったと思われた選手や監督・コーチが全員でレフトスタンド前に現れ、帽子を取って関東のファンに優勝の報告と応援に対するお礼をしていました。このときの濱中選手もいい表情をしていましたよ。
この日の試合後に飲んだお酒がことのほか美味しかったのはいうまでもありません。
レギュラーシーズンもあとわずか。このまま好調を維持して日本シリーズへと望んでもらいたいものです。


広島市民球場って練習中の撮影にはなかなか適した球場なんです。その一つが広さ。球場そのものが狭いのですが、特にファールグラウンドが狭い。だから練習している選手とスタンドの距離が短くてかなり近くで撮影することが可能なんです。
かなり入念にノックを受けると今度は定位置に移動して、中村豊選手と並んでノックを受けたりフリーバッティングの打球を追いかけたりしていました。
今日は時間の都合かそのままバッティング練習へと移りました。
1点ビハインドの9回表にワンアウト、ランナー2塁の一打同点というチャンスに代打で起用されました。ただ、結果は四球。敬遠気味に歩かされてしまいました。
スタンドにはいるとすでに濱中選手はライトの守備位置におり、そこで中村豊選手とノックを受けていましたがすぐにそのノックを終えてセンターのフェンス前へ。
しばらくして出てきた濱中選手はいつものようにバットを手に、バックネット前へ。
なんとそれは達川さん。
外野ノックを終えるとこれまたいつものように一塁のバックアップに。
ホームゲームでは味わえないほど濃厚にタイガースの選手の練習を見ることが出来ます。ただ、マスカットスタジアムでの僕の座席は外野自由席でしたのできれいに撮影できたのは主には外野でのノックや、キャッチボールなどが中心でした。
特にノックを受けているときも送球は他の選手と全く遜色なく行っていました。
守備練習を終えた濱中選手は、いったんセンターのフェンス前に。
そしてそのままフリーバッティング。
試合前の練習、いつもキャッチボールのお相手は赤星選手で今日も同じく赤星選手と一緒に出てきてキャッチボールしていました。
ライトの守備位置に着いた濱中選手は桧山選手とも楽しそうに談笑。
最初に濱中選手が姿を見せたのは前半戦(三回か四回?)のイニング間。
次に濱中選手が出てきたのは、六回裏の杉山投手の打順。ネクストサークルに現れたのは濱中選手でした。ただ・・・ヘルメットはかぶっていなかったのであくまでもポーズだけ・・・
初戦は出番の無かった濱中選手ですが、今日の相手の先発投手が左の大島投手でもあり、チャンスでの起用が期待されました。
四回裏・ワンアウト・二塁のシーンで森投手の投じたボールが矢野選手の頭を直撃。
そして六回裏。1点を加えて更にワンアウト・三塁のシーンで濱中選手の出番がやってきました。