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いざ横浜スタジアム

交流戦も終わりリーグ戦が続いていますが、濱中選手は相変わらず勝負強いバッティングを見せてくれており、文字通り代打の切り札として大活躍ですね。

そんな濱中選手の活躍を追いかけて横浜へとやってきました。横浜では3連戦をすべて観戦しました。

まずは初日・・・

久々のビジターでのゲームですし、タイガースの試合前練習を見ようと、なんとか昼間の仕事を早めに終わらせ球場へ着いたのは開門から少したったころ・・・。
今日は内野席での観戦でしたので、試合前の練習を見学するには好都合でした。

僕がスタンドに着いたときにはまだグラウンド上に濱中選手の姿はなかったのですが、しばらくすると三塁側のダッグアウトから濱中選手が出てきました。
曇り空だったためかサングラスはしていませんでしたが、黒いウインドブレーカーに手には友情グラブといつもの出で立ち。
かごからボールをひとつつかむとそのまま外野のライトの位置へ。

yokohama050701_1.jpgそこでトレーナーさん相手にキャッチボールを開始しました。
短い距離のキャッチボールは甲子園の試合前にも見られるのですがドンドン距離を伸ばしていくキャッチボールは久しぶり。

一軍に帯同してからハードなスケジュールをこなしていて下にいたときのような肩のケアが出来てないかもしれないと心配していたので、キャッチボールを見るだけでも最初はちょっと緊張しました。

でも投げるボールはかなり強い球でしたし、その距離も結構なもの。投球数そのものはそれほど多くはありませんでしたが、肩の状態が不安のないものだと分かるのには十分でした。

yokohama050701_2.jpgそして外野ノックを開始。ライトの位置のままノックを受けようと右手を挙げて合図をした濱中選手でしたが、まわりがやや混み合ってたせいか、ノッカーのコーチから位置を動くように指示されてセンターの位置へ。

そこでノック開始。

大きなフライを背走してキャッチしたり、ライナー性の当たりを突っ込んでとったり・・・

受けたキャッチしたボールはノッカーの位置までしっかりバックホーム。
投げるボールは「え?大丈夫?」って思えるくらいの送球でした。
それはリハビリなどと言うようなレベルのものでなく、しっかり実戦でも通用するのではないかというような球でしたし、その送球の時のフォームもきれいなキャッチボールでのフォームとは違い、受けてから最短時間・最短距離で投げる流れの中での送球でした。

yokohama050701_3.jpg続けてライトに戻ってノックは続行。今度はライン際のクッションボールの処理も行っていました。処理したボールは振り向きざまにすぐにカットの位置まで送球。これも実戦さながらで速い球をドンドン投げていました。

最後にもう一度普通のノックを受けて今度はバックホームやセカンドへの送球を交えて投げ、ここでノックは終了。かなり念入りに守備練習を行っていて、もう守備につけるのもそう遠くないことを感じさせる練習でした。

ノックを終えた濱中選手は肩のクールダウンのためか、再びトレーナーさんとしばらくキャッチボールをして、いったんダッグアウトへと姿を消しました。

そしてしばらくするとバット2本とヘルメットを持ってグラウンドへ。

yokohama050701_4.jpg赤い練習用バットを手にティーバッティング開始。最初は和やかな雰囲気で笑顔混じりにティーバッティングを行っていたのですが、次第に真剣な表情に。和田コーチ相手にスイングを確認しながらじっくり打ち込んでいました。

空いたケージに向かうと今度はフリーバッティング開始。ヘルメットもかぶり、手に持ったバットは練習用バットから白木の試合用バットに。

濱中選手が放つ打球は、途中の連続5ホームランを含んで次々とレフトスタンドへと吸い込まれていきました。
観客に危険を知らせる笛の音と同時に聞こえる「オー」という感嘆のどよめきとその後にわき起こる拍手が何度も繰り返されていました。
もちろんレフトスタンドだけでなく球場全体がこの打撃練習に見入っていました。

フリーバッティングを終えた濱中選手はベンチ奥へと消えて行きましたが、この後をしっかりデイリースポーツの松下記者が追いかけていったのは言うまでもありません(笑)

yokohama050701_5.jpgタイガースの打撃練習が終わり、ベイスターズの守備練習。そして試合直前のタイガースの守備練習に出てきた濱中選手。赤星選手を相手にキャッチボールを開始。
そして今までならそのままキャッチボールを終えてベンチへと戻っていたのですが、この日はそのまままずホームベース上のキャッチャーの横へ。
内野ノックから戻されるボールをキャッチしていました。
その後はすぐに一塁ベース横へ。もちろん手にしているグラブはファーストミットではなく、いつもの友情グラブ。

シーツ選手や片岡選手からボールを受け取ってキャッチャーに返したり、時には一塁に入って送球を受け取ったりしていました。

試合前の練習はここまで。

いよいよ試合開始です。

ご存じのように試合展開は1点を争う好ゲーム。
3点を先行されたのですが、5回に追いつき6回表には金本選手のソロホームランで逆転。
そしてそのあとツーアウト二三塁のチャンス!
ここで下柳投手の代打としてコールされたのが濱中選手。
こちらへと傾きかけたゲームの勢いを一気に持ってくるためにもタイムリーヒットが欲しい場面。勝負強い濱中選手がコールされたのでした。
もちろん球場中のタイガースファンからは割れんばかりの拍手と地響きかと思うほどの歓声。

打席に入った濱中選手。加藤投手の初球のストレートを思い切りフルスイング。

yokohama050701_6.jpg

バットは空を切り空振りとなってしまったのですが、当たれば確実にレフトのタイガースファンのもとへと届くようなスイングにバッテリーがおそれを感じたのか、後はアウトコースの変化球ばかり。結局、1球だけストライクとなったのですが、あとがすべてボール球で四球となりました。
濱中選手の勝負強さを考えたりあのスイングを目の当たりにすると、満塁以外ではどうしてもこうやってやや逃げ気味に四球を与えられてしまうことが増えてくるでしょうね。

結局この後、タイガースはチャンスをものにすることが出来ず、6回裏に村田選手に逆転ホームランを打たれて敗戦となってしまいました。

濱中選手の打席で勝負してくれてタイムリーヒットが生まれていれば試合展開が違っていたでしょうが・・・残念でした。

ただ、2軍の試合に少しの間出ていたときも、濱中選手は四球が多く、「やっぱり二軍相手だと投手が怖がってまともに勝負してくれないんだろうなぁ」と思っていましたが、今や一軍投手相手でも同じ状況になっていることには驚きました。
これだけのブランクがあるにもかかわらずそれだけ早く周囲からも認められる存在となっているのでしょうね。頼もしい限りです。

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