復活の日・・・
何から書いていいのか、どう書いていいのか分かりません。
何かを伝えようとしても、うまく伝えることが出来ないような気がします。
皆さんがテレビの前で見たシーンがすべてです。僕のつたない文章では伝えられません。
いや、何より伝えたいことが多すぎていろんなことが次から次へと湧いてきて・・・
とにかく皆さん、おめでとうございます。本当に心の底から「良かったね」、そういいたいです。
今日、濱中選手が一軍で出場するかも知れないと分かって急遽北海道行きを決めたのが1週間前・・・それからいろんなことがありました。
雁ノ巣でのホームラン。5月5日の甲子園での一軍登録。
そして今朝の濱中選手の手記。
いろんなことを新たに心に刻みながらこの北の大地にやってきました。
濱中選手の新たなる一歩をこの目で確かめるために・・・
球場につき、濱中選手が一軍選手の中でバッティング練習をしていたのですが、その中にあっても濱中選手の打球はひときわ美しい軌跡を描いて遠く高く舞い上がっていました。
スタンドのファンからは「打球の質が違う」「さすがだなぁ」・・・感嘆の声が絶えることはありませんでした。
柵越えするたびに、スタンドから大きな拍手と歓声。バッティング練習でこれほどファンを引きつけている選手は他にはいませんでした。
改めて濱中選手の打撃のすごさを認識させられました。
この日、このときをずっとずっと楽しみにして、そして球場にやってきたのですが・・・
試合を前にすると不安と緊張が一気におそってきました。
本当に大丈夫だろうか。結果を残せるだろうか。肩に痛みはないだろうか・・・
もうプレイボールの時には祈るような気持ちになっていました。
第1打席、第2打席・・・不安はどんどん大きくなります。
第3打席・・・結果が出ない。
「まだたった3打席じゃないか!」自分に言い聞かせながらもその場にいることがいたたまれないくらいの不安な気持ちになっていました。
そしてあの第4打席。
ツーアウト満塁。絶好の逆転機。
しかし空振り二つでツーナッシング。
もうだめでした。決定的瞬間を写真に納めようとずっとカメラのファインダー越しに見ていたのですが、ここからはカメラを置きました。
両手を強く握り、ただひたすら祈りながら一球一球を見つめました。
ファール。ボール。・・・ツーワン。
そして第5球。

真ん中ややインコースよりに甘く入ったストレートを鋭くコンパクトにスイングして打ち返すとボールはレフト線へ!2者を迎え入れる逆転の二塁打となりました。
二塁上ではガッツポーズで喜ぶ濱中選手。重圧から解放されたからか満面の笑顔でした。
この瞬間、濱中選手は帰ってきたんだと思います。そう、この一打の瞬間に・・・
あとは皆さんがご存じの通りです。僕はこの一打の後ずっと涙が止まらず、いろんな方からいただく電話やメールで喜びを分かち合うのが精一杯でした。
だから記念のこの日の写真はあまりありません。
皆さんの心の中に焼き付いているあのシーン。残っているのはそれだけですが、この先もずっと色あせることなく輝き続けるシーンになると思います。
試合後のヒーローインタビューでも、その後のインタビューでも濱中選手は何度もこの二年のことを「本当につらかった」と振り返っていました。
でもこの二年間は濱中選手にとっては、ただ意味のない時間ではなかったと思います。精神的にもそして肉体的にも前にも増して成長するための準備期間。きっといつか、そう振り返ることが出来る時がくると思います。
本当によく頑張りましたよね。ここまで・・・
最後にもう一度・・・本当に皆さん、おめでとうございました!
コメント
この2年間、濱中選手と共に時間を過ごしてきたhamaちゃんの想いが伝わるDiaryですね。胸にジーン・・・と伝わるものがありました。そうしてきたhamaちゃんだからこそ理解る、濱中選手の今までの本当の辛さや不安、それを乗り越えて生まれたこの勝ち越しタイムリーツーベースヒットの価値。そして、それは才能とか、運とか、そういうものではなく、濱中選手の野球への強い想いと今までの努力の表れなのです。(ヒーローインタビューでご本人も「気持ちで打った!」とおっしゃっていましたよね!)私はこの8回と9回の大量得点は、そんな濱中選手の気持ちが皆に(選手にもファンにも)伝わって生まれたものだと思っています。
今日からまた、完全復帰へ向けて、今まで同様濱中選手には頑張ってもらいたいですし、私たちファンも変わらず応援していきましょうね!
投稿者: 船橋っ子 | 2005年05月07日 12:09
こんにちわ。
本当によかったです。お帰り浜ちゃん♪
テレビの前で思わず祈ってしまいました・・
本当はただ元気にユニフォーム着てる浜ちゃん見るだけでもうれしいのに、そんなまだ復帰初試合 そんな期待掛けちゃ可哀想だ・・なんて思ってたくせに
『浜ちゃん~打って♪神様~打たせてあげて~』って
浜ちゃんに手記にもありましたが、野球の神様はずっと頑張ってきた浜ちゃんにごほうびくれたようです
『よくがんばったね』って・・
そして復帰初日にあんないい場面で回る運。そこで決める勝負強さ・・浜ちゃんの持って生まれたスター性だと 再確認しました。
カンパレ 浜中おさむ!!
投稿者: 虎組 | 2005年05月07日 12:10
ただただ嬉しい。その一言です。
長かった?辛かった?苦しかった?誰でも逃げ出したくなるような単純で辛いリハビリの連続の日々に耐え、戦う濱中おさむの姿に支えられて来ました。
優勝年の入院時に取材陣シャットアウトの中、唯一報道されたドキュメントのリハビリ姿、病室にかけられた千羽鶴が目に焼き付いて離れなかった日々を引き飛ばす1打。
3三振?今日は2三振で代打桧山を送られた?関係有りません。辛く長いリハビリの日々も見つめて来た目にはそんな三振なんぞ全く関係ない。
あの辛そうなリハビリ姿を見ていれば三振なんぞ「大復活への序章」にしか過ぎない?
あのウエイティングサークルでのルーティングのような仕種、バッタバックスに入る時の足場ならしとピッチャーに「まった」する仕種、構える時のバットの位置、引き寄せる左足と連動して繰り出す華麗なスイング?
濱中おさむの一挙手一投足が血沸き肉踊る感動のシーン。
そしてSSKの白木のバットに乗せた2年間の思い?
それら全てが濱中おさむ。
三振の後にはどでかい一発が待っている?。あのバットを放り投げ、両手を左右に開いて駆け出す姿が?きっと復刻ユニの背番号31で甲子園に帰って来る。
どでかい一発と共に?。そう信じて追い続けて来たんだし。
濱中おさむが甲子園に再度君臨する時?またもう一度泣きましょう!!!!
投稿者: mode-id | 2005年05月07日 19:27
>船橋っ子さん
すいません、感情にまかせて書いた文章で・・・
というか、何も伝えられなかったのでは・・・と心配していたので少しでも僕の気持ちをお伝えすることが出来たのなら幸いです。
さぁ、ここからがスタートです。
一軍の選手として活躍するのは並大抵のことではありません。でも濱中選手ならきっと成し遂げてくれると思います。
がんばって応援していきましょう!
>虎組さん
僕も最初はフィールドにいる濱中選手の姿を見られるだけでいいって思っていましたが、濱中選手はやってくれましたね!最高の復活劇でした。
今までの頑張りを考えればもっともっとご褒美もらわなくては割があいませんよね(笑)ぜひもっと活躍してもらいましょう!
>mode-idさん
帰ってきましたね。あの濱中選手が・・・
バッターボックスに向かう姿、まさにあの濱中選手が・・・
長かった・・・この2年間、ホントに長かったですがそれを乗り越えてここまでたどり着きました。
mode-idさんがおっしゃるように甲子園で見たらまた泣いてしまいそうです。
あとは守備での復帰・・・そう完全復帰が待たれますね!それまで、いやそれからもずっと応援していきましょう!
投稿者: hamachan | 2005年05月09日 00:57